国際新赤坂ビル東館の現在は?解体後の再開発計画と2028年完成の全貌
東京メトロ千代田線赤坂駅のシンボルとして、長年ビジネスパーソンや来訪者に親しまれてきた「国際新赤坂ビル東館」。世界的な建築家・槇文彦氏が手掛けた名建築として知られたツインタワーですが、現在は解体工事を終え、街の風景は劇的な変貌を遂げています。
現在現地では、赤坂の歴史を塗り替える大規模プロジェクト「赤坂二・六丁目地区開発計画」が本格化しています。かつてのオフィスビル跡地が今どのような状態にあるのか、そして跡地に誕生する巨大複合施設がどのような姿を見せるのか、最新の現場動向とプロジェクトの全貌を分かりやすく紐解きます。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:国際新赤坂ビル東館・西館はすでに解体が完了し、2026年現在は地上40階建て新タワーの躯体工事が進行中
- 要点2:三菱地所とTBSがタッグを組み、赤坂駅直結のオフィス・商業・劇場・ホテルが一体となった新拠点を創出
- 要点3:街区全体の完成予定は2028年で、ビジネスとメディア・エンターテインメントが融合した国際的拠点へ刷新される
【2026年現地レポート】国際新赤坂ビル東館の跡地はどうなった?現在の工事状況
赤坂駅の改札を出ると、かつて見慣れていた東館のエントランスやサンクンガーデンは姿を消し、仮囲いに覆われた広大な工事エリアが目の前に広がっています。国際新赤坂ビル東館の現在は、2022年から始まった既存建物の解体工事がすでに無事完了し、新築工事の鉄骨建方が地上へと力強く組み上がりつつあるフェーズです。
現場ではタワークレーンが稼働し、日々建物の輪郭が上空へと伸びています。地下部分の基礎工事を終え、地下鉄赤坂駅との接続動線を確保しながら地上躯体の構築が進められており、2028年の竣工に向けた工事は極めて順調な推移を見せています。かつての赤坂のランドマークだったツインタワーは、よりスケールアップした未来型タワーへと着実に生まれ変わりつつあります。
名建築が幕を閉じた背景|国際新赤坂ビル東館の解体と旧テナントの移転事情
1982年に竣工した国際新赤坂ビルは、東館(地上24階)と西館(地上18階)からなる洗練された外観で、赤坂エリアの発展を長年支えてきました。しかし、築40年近くが経過したことで設備の老朽化が進み、最新スペックのオフィス環境や高度な防災・省エネ性能へのアップデートが急務となっていました。
解体に先立ち、国際新赤坂ビル東館のテナントは2021年から2022年にかけて順次退去や周辺ビルへの移転を実施しました。長年親しまれた店舗やオフィスフロアの完全閉鎖に伴い、2022年後半から本格的な国際新赤坂ビル東館の解体へと踏み切られました。耐震性や機能性を根本から刷新し、エリア全体の回遊性を高める都市再生への転換期となったのです。
三菱地所×TBS「赤坂二・六丁目地区開発計画」が目指す街のグランドデザイン
この大規模な国際新赤坂ビル建て替えを主導しているのが、三菱地所とTBSホールディングスの2社です。両社が共同で推進する国家戦略民間都市再生事業「赤坂二・六丁目地区開発計画」は、単なるビルの建て替えにとどまらず、赤坂エリア全体の都市機能を再定義するビッグプロジェクトです。
計画の核となるのは、「メディアとエンターテインメントの融合による賑わい創出」と「世界水準のビジネス環境の整備」です。TBSが持つコンテンツ発信力と、三菱地所が培ってきた丸の内などの街づくりノウハウを結集させ、昼夜を問わず多様な人々が行き交うウォーカブルな街並みを形成します。
地上40階の超高層タワーへ!赤坂駅直結の東館跡地と西館(ホテル・劇場)の施設計画
新プロジェクトでは、敷地が「東街区」と「西街区」の2つに分かれて整備されます。国際新赤坂ビル東館の跡地(東街区)には、地上40階・地下4階・高さ約210mを誇る超高層複合ビルが建設されます。
東街区の主なフロア構成と特徴は以下の通りです。
・高層オフィスフロア:最新のデジタルインフラと環境性能を備えた大規模執務空間
・インキュベーション施設:スタートアップ企業やクリエイターが連携・協業できる産業支援拠点
・駅直結の商業ゾーン:赤坂駅コンコースとシームレスに直結する開放的なショッピング・飲食エリア
一方、かつての国際新赤坂ビル西館に相当する「西街区」には、地上19階・地下3階・高さ約100mの建物が誕生します。ここには最新設備を備えた劇場・ホールや、世界水準のサービスを提供するホテルが誘致される計画です。東館跡地のビジネス機能と西館跡地のエンタメ機能が連動することで、赤坂駅周辺にまったく新しい人の流れを生み出します。
【2028年完成予定】赤坂のビジネス・エンタメ地図はどう激変するのか
本プロジェクトの赤坂再開発の完成予定は2028年に設定されています。建物単体のリニューアルにとどまらず、東京メトロ千代田線赤坂駅の地下改札から地上・各施設へとバリアフリーでつながる立体的な歩行者ネットワークが整備される点も見逃せません。
これまで赤坂サカス周辺に集中していた賑わいが駅直結の東街区・西街区へと拡張され、六本木通りや溜池山王方面への回遊性も飛躍的に向上します。エンターテインメント発信拠点としてのブランド力を持つTBSと、高度なオフィス機能を提供する三菱地所のタッグにより、国際競争力を持つ一大複合拠点としての地位を確立することは確実視されています。
【国際新赤坂ビル東館】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:国際新赤坂ビル東館は現在どうなっていますか?
A1:旧建物の解体工事はすでに完了し、現在は新築タワーの鉄骨躯体工事が地上部で進められています。2028年の完成に向けて順調に建設工事が進行中です。
Q2:東館の跡地には具体的に何が建てられますか?
A2:地上40階・高さ約210mの赤坂駅直結の再開発ビルが建設されます。最先端オフィスフロアを中心に、駅直結の商業店舗、スタートアップ育成施設などが集約される計画です。
Q3:赤坂再開発プロジェクトの事業主体と全体の完成時期はいつですか?
A3:三菱地所とTBSホールディングスによる共同開発事業(赤坂二・六丁目地区開発計画)で、街区全体の完成は2028年度を予定しています。
まとめ:2028年の誕生へ向けて進化を続ける赤坂の未来
昭和から平成にかけて赤坂の顔として親しまれた国際新赤坂ビル東館は、装いも新たに次世代の国際複合拠点へと歩みを進めています。2028年の完成時には、オフィスワーカーだけでなく、文化・エンターテインメントを求めて国内外から多くの人々が集うランドマークが姿を現します。
工事が進むにつれて日々高さを増していくタワーの姿は、赤坂という街が持つエネルギーそのものです。完成まで残り約2年、新時代の幕開けを告げるメガプロジェクトの進捗から今後も目が離せません。 (出典: 国際 新 赤坂 ビル 東館(Yahoo!ニュース))